Listings
I. Listingsライセンスの保護
意図せぬ間違いは時に起こるものですが、これらの間違いが事業リスティングに影響を与えないように、保護を追加しました。8月の月次リリースの変更に伴い、ユーザーが誤ってエンティティからライセンスを削除した場合、リスティングに影響が出る前に7日間ライセンスを追加し直せるようになります。YextがListingsライセンスの削除後7日間はListingsの管理を維持し、意図しないライセンスのプロビジョニング解除による影響からお客様を保護します。
この機能は、すべてのアカウントで自動的に有効化されました。
Social
I. Facebookのコメント返信
Facebookの投稿に対する顧客のコメントにユーザーがYextプラットフォームから直接返信できるようになり、顧客のフィードバック対応プロセスを効率化できるようになりました。
アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定（Account Settings）] > [アカウント機能（Account Features）]に移動し、「 2023年秋：Facebookのコメント返信（早期アクセス） 」を選択します。
レビューとユーザー作成コンテンツ
I. レビュー隔離期間の延長
これまで、自社サイトのレビューの最大隔離期間は30日間でしたが、今回の更新に伴い、ウェブサイトに公開する前に最大120日間レビューを監視・承認できるようになりました。これにより、ユーザーが確実に自社レビューに自社のビジネスを正確に反映させられるよう確認できます。
この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。
Content
I. リッチテキスト（v2）およびマークダウンフィールドとフィールドタイプのフォーク
2023年春の製品リリースでは、新しいリッチテキストフィールドタイプとマークダウンフィールドタイプを導入しました。8月のリリースでは、ユーザーが従来のリッチテキスト（v1）フィールドデータを2つの新しいフィールドタイプのいずれかに変換するプラットフォーム内サポートの提供を開始しました。
古いフィールドをより強力な新しいタイプに移行する方法についてはガイドをご覧ください。
アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定（Account Settings）] > [アカウント機能（Account Features）]に移動し、「 2023年秋：フィールドとフィールドタイプのフォーク（早期アクセス） 」を選択します。
II. エンティティ編集画面へのフィールドIDの追加
今回のリリースでは、フィールドIDをエンティティ編集に直接追加できるようになり、開発者のエクスペリエンスが向上しました。この機能強化により、ユーザーはYextでより効率的に構築できるようになり、コンテンツとAPI情報をすべて同じページで利用できるようになります。
アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定（Account Settings）] > [アカウント機能（Account Features）]に移動し、 [フィールドIDを表示（Display Field IDs）] を選択します。
III. 部分的な提案への対応
今回のリリースでは、ユーザーがCMS内のコンテンツに対してより正確な提案をできるよう、提案フレームワークを強化しています。部分的な提案のサポートの追加により、ユーザーとシステム（計算フィールド）の両方で、構造体フィールドのサブフィールドやリストフィールド内の項目などのフィールドの個々のコンポーネントに対して提案を行えるようになりました。
Yextでのこうした提案の改善により、チームはコンテンツをより効果的に管理し、複数のユーザーの同時作業に起因するバージョン管理の問題を回避できるようになります。例えば、画像、テキスト、URLで構成されるCTAフィールドの場合に部分的な提案を使用すると、あるユーザーはCTAのテキストコピーのみの更新を提案し、一方で別のユーザーはCTAの画像を直接編集できます。この提案はテキストサブフィールドに固有であるため、画像の直接編集と競合することはありません。提案の粒度の向上により、これらのユーザーは、提案の場合でも直接更新の場合でも、一方が他方の作業を上書きすることなく、同時に作業できます。
アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定（Account Settings）] > [アカウント機能（Account Features）]に移動し、「 2023年秋：部分的な提案（早期アクセス） 」を選択します。
IV. 一括テンプレート適用制限の引き上げ
今回のリリースでは、エンティティにテンプレートを一括適用する際のユーザーエクスペリエンスが改善されました。これまで、テンプレートを一括適用する場合、選択した各エンティティでプロセスが完了するまで、ユーザーは [テンプレートの適用] ページに留まり、テンプレートは10,000件のエンティティまでしか一括適用できませんでした。
今回の変更に伴い、2,500件を超えるエンティティにテンプレートを一括適用する場合、ユーザーは [エンティティのジョブ] ページで進行状況をモニタリングできるようになります。この改善により、ユーザーは更新の完了を待つことなく、プラットフォームへの移動を継続し、[エンティティのジョブ] で一括テンプレート適用の状況を確認できるようになりました。また、テンプレートを適用できるエンティティの数に上限がなくなりました。
V. スキーマ管理の改善
スキーマ管理の操作感を改善し、ユーザーがエンティティとフィールドの設定をよりスムーズに管理できるようにしました。ハイパーリンクの追加により、ユーザーは [エンティティの編集] からエンティティの [エンティティタイプのフィールド設定] に、[エンティティタイプのフィールド設定] から参照フィールドの [フィールドの設定] に簡単に移動できるようになります。これらの機能強化により、特定のエンティティやフィールドの設定を表示・編集するのに必要なクリック数が大幅に減ります。
この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。
VI. エンティティ履歴UIでのフォルダの更新
今回のリリースでは、エンティティ履歴UIがさらに強化され、ユーザーがCMS内のエンティティ全体のフォルダ更新履歴を表示できるようになりました。これによりユーザーは、特定のエンティティがフォルダに追加されたか、フォルダから削除されたかなどを確認できるようになります。
注：2023年7月25日より前のフォルダの更新は表示されません。これらのフィールドの復元は現時点ではサポートされていません。また、現時点ではデータの遡及修正は行われません。
この機能はアカウントに自動で追加されているため、今すぐご利用いただけます。
VII. カテゴリー制限の解除
これまで、アカウントの制限により、ユーザーによるパブリッシャー固有のカテゴリーの管理機能が制限されており、Listings固有のこれらのフィールドを更新するにはお客様からサポートに連絡をいただく必要がありました。
新しいリスティング保護機能の導入に伴い、ユーザーが詳細なカテゴリー管理のカテゴリーモーダルでパブリッシャー固有のカテゴリーを直接編集できるようになりました。これらのカテゴリー制限の解除により、Listingsをご利用のお客様はプラットフォーム内の可視性と制御を改善できます。
アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定（Account Settings）] > [アカウント機能（Account Features）]に移動し、「 2023年秋：詳細なカテゴリー管理（早期アクセス） 」を選択します。
Search
I. 検索の概要画面の廃止
プラットフォームの [検索の概要] 画面は、8月の月次リリースをもって廃止されます。代わりに、[すべての検索エクスペリエンス] 画面で高次的なパフォーマンス指標を簡単に確認できるようになります。
この更新は、すべてのアカウントに自動的に適用されました。
Analytics
I. コンバージョントラッキング指標の更新
2023年末に従来のコンバージョントラッキング指標はプラットフォームから完全に削除され、代わりに、よりシンプルなデータモデルを使用し、ユーザーが常時データをクエリできるようにする新しいコンバージョン指標セットが導入されます。
2023年8月の月次リリースで発表された新しいコンバージョン指標は次のとおりです。
- クリック数：すべてのクリックイベントの数
- 合計コンバージョン値：コンバージョンイベントに関連するすべての値の合計
- コンバージョン数：すべてのコンバージョンイベントの数
- 平均コンバージョン値：コンバージョンイベントの平均値
コンバージョントラッキングの実装は変更も廃止もされません。今後導入する変更は、コンバージョンデータへのアクセスに使用される分析指標に関するものです。
注：新しいコンバージョン指標と従来のコンバージョン指標の間には重要な違いが2つあります。新しいコンバージョン指標はコンバージョンデータの全履歴をクエリできますが、新しいコンバージョン指標はタグベースのコンバージョンデータのみを対象とします。
アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定（Account Settings）] > [アカウント機能（Account Features）]に移動し、「 2023年秋：新しいコンバージョントラッキング指標（早期アクセス） 」を選択します。
Connectors
I. 高度な包括的モード構成
ユーザーがコネクターの実行をより細かく制御できるよう、コネクターの包括的モードに新しい高度な構成設定を追加しました。
これまでは、コネクターを包括的モードで実行した場合、包括的なセットに欠落しているエンティティが常に 削除 されていました。つまり、所定のコネクターにより作成されたエンティティがその後の実行で見つからなかった場合、それらのエンティティは削除されていました。
今回の更新に伴い、オプションで包括的モードでの実行の定義を再構成できるようになりました。デフォルトでは上記の設定が維持されますが、これらの新しい設定により、ユーザーはオプションで以下を再定義できるようになります。
- 包括的なセット - これは、コネクターによって作成されたエンティティか 所定の保存済みのフィルタ 内のエンティティが該当します。
- 包括的なセットに欠落しているエンティティに対して 実行するアクション - ユーザーは、欠落しているエンティティを削除するのではなく、これらのエンティティに適用する別の更新セットを構成できます。
この変更は、Listingsをご利用のお客様で、欠落したエンティティを閉店したロケーションとみなしており、コンテンツから削除するのではなく、欠落しているすべてのエンティティの名前を変更し、フォルダに移動したい場合に大きな影響を及ぼします。さらに、保存済みのフィルタを包括的なセットとして定義もできるため、さらに詳細な制御が可能となります。
これらの包括的モードの機能強化により、コネクターを利用して、ソースデータに存在しないエンティティを適切に定義・管理できるようになります。
アカウントでこの機能を有効にするには、[アカウント設定（Account Settings）] > [アカウント機能（Account Features）]に移動し、「 2023年秋：高度な包括的モード構成（早期アクセス） 」を選択します。
II. コネクターのレガシースキーマの廃止
最近のリリースでは、Configuration as Code（CaC）スキーマの更新に合わせて、コネクターを大幅に強化しました。このため、今回の月例リリースでは、すべての古いCaCスキーマバージョンのサポートが廃止され、最新のCaCスキーマv4のみがサポートされるようになります。
この廃止は、ローカルマシンでコネクターを開発しているユーザーのみに影響し、プラットフォーム内でコネクターUIを使用されているユーザーには影響しません。さらに、管理コンソールを使用して既存のコネクター構成にアクセスしている場合、これらの構成は最新バージョンを反映して自動的に更新されます。
以前のバージョンと異なる可能性のあるすべての要件の概要は以下のとおりです。ここでコネクタースキーマ全体を表示することもできます。
v4の更新：
pushConfigのアプリプロパティがサポート対象外にcomprehensiveModeConfigが必須プロパティにentityTypeがentityTypesに変更され、文字列ではなく配列にrateLimitはseconds、minutes、hoursの単位をサポートするオブジェクト
統合
I. パブリッシャーネットワークの更新
廃止：The Sun
2023年8月をもって、The SunはYext Publisher Networkから削除されました。
更新：Amazonフィールドの更新
現行のYextのパブリッシャーであるAmazon Alexaが次の追加フィールドをサポートするようになりました。
- アクセス対応時間
- ブランチ対応時間
- 配達対応時間
- ドライブスルー対応時間
- ハッピーアワー
- メニューURL
- 注文URL
- 予約URL
- スペシャリティ
- 動画
更新：Googleのサポート対応国の拡大
YextとGoogleの統合でサポート対象が拡大し、EH、ER、GM、GW、KG、KI、KM、NR、PG、SB、SJ、SO、SS、ST、TM、TO、TV、VA、VUの各国にサービスを追加提供するようになりました。
II. App Directoryの更新
Freshdesk Agent Desktopアプリの更新
認証付き検索
Freshdesk Agent Desktopアプリが認証付き検索をサポートするようになりました。これにより、検索を実行するユーザーの個人情報に基づいて、コンテンツを検索結果に含めたり、検索結果から除外したりすることができます。
この機能を有効化すると、検索エクスペリエンスへのアクセスにはAPIキーの代わりにJSON Web Token（JWT）が使用されます。このJWTには、現在のFreshdeskユーザーに関する情報（ID、グループID、ロールID、チケットスコープなど）が含まれており、検索エクスペリエンスに含まれるコンテンツへのアクセスを制御するために使用できます。
訪問者分析
Freshdesk Agent Desktopがオプションのエージェント訪問者分析に対応し、すべての検索分析に関しユーザーごとにディメンションを追加できるようになりました。この情報を使用することで、サポートチームがYext Searchとサポートコンテンツにどう取り組んでいるかについてより深い洞察を得ることができます。エージェントのメールアドレスはVisitorIdパラメータとして渡され、USER_EMAILがvisitorIdMethodとして渡されます。
結果に対する応答
Freshdesk Agent Desktopで結果に対する応答を挿入できるようになり、ワンクリックでエージェントが直接的な回答やサポートアセットへのリンクを回答に挿入できるようになりました。
Zendesk Agent Desktopアプリの更新
認証付き検索
Zendesk Agent Desktopアプリが認証付き検索をサポートするようになりました。これにより、検索を実行するユーザーの個人情報に基づいて、コンテンツを検索結果に含めたり、検索結果から除外したりすることができます。
この機能を有効にすると、検索エクスペリエンスへのアクセスにはAPIキーの代わりにJSONウェブトークン（JWT）が使用されます。このJWTには、現在のZendeskユーザーに関する情報（名前、メールアドレス、ロール、グループ/組織など）が含まれており、検索エクスペリエンスに含まれるコンテンツへのアクセスを制御するために使用できます。
訪問者分析
Zendesk Agent Desktopがオプションのエージェント訪問者分析に対応するようになり、すべての検索分析に関しユーザーごとにディメンションを追加できるようになりました。この情報を使用することで、サポートチームがYext Searchとサポートコンテンツにどう取り組んでいるかについてより深いインサイトを得ることができます。エージェントのメールアドレスはVisitorIdパラメータとして渡され、USER_EMAILがvisitorIdMethodとして渡されます。
結果に対する応答
Zendesk Agent Desktopが結果の挿入アクションをサポートするようになり、ワンクリックでエージェントが直接的な回答やサポートアセットへのリンクを回答に挿入できるようになりました。
Zendesk for Reviewsアプリの更新
Zendesk for Reviewsアプリの最新の更新では、アプリで作成された新しいZendeskチケットのチケットリクエスト者としてレビューを残したお客様を使用するようワークフローを設定できるようになりました。
この更新は、チケットがお客様自身が送信されたものであるか、アプリにより生成されたものであるかに関係なく、Zendeskでお客様とそのサポートチケットをより包括的に追跡することを目的としています。
Hitchhikers
I. Searchトラックの再設計
今回のリリースでは、ユーザーの検索エクスペリエンスの構築方法に基づいてより焦点を絞った学習パスを作成するため、Searchトラックを再設計しました。
以前は、ユーザーが検索エクスペリエンスを作成するのに役立つ 2 つの主要なトラックに「Search」と「Search Advanced」を提供していました。ユーザーからのフィードバックに基づき、これらのトラックをSearch BackendトラックとSearch Frontend Themeトラックに再構成しました。コンテンツはほぼ同じですが、ユーザーに最も関連性の高い内容に基づき、バックエンドまたはフロントエンドの検索機能に焦点を当てるように再編成されています。
注：新しいコンテンツは8月9日に利用開始となり、既存のトレーニングへのリンクは新しいコンテンツにリダイレクトされます。知識の再確認のために新しいトラックも受講することをおすすめしますが、すでに「Search」または「Search Advanced」トラックを完了したユーザーは、バッジとそのトラックに関連するすべてのポイントを保持することができます。