リスティング管理で差をつけようーなぜ今リスティング管理が重要?
日本ではまだあまり馴染みがなく、なぜローカル・リスティング(以降「リスティング」)がそんなに注目される必要があるのか、ピンとこないかたも多いのでは?
Yext
4月 17, 2018
こんにちは!Yext株式会社、パブリッシャー・オペレーション担当、アリサです。
最近米国・欧州のデジタル・マーケティングで流行っている「ローカル・リスティングの管理」。
日本ではまだあまり馴染みがなく、なぜローカル・リスティング(以降「リスティング」)がそんなに注目される必要があるのか、ピンとこないかたも多いのでは?
リスティング管理がそもそもなぜ必要なのか、まとめてみました。
そもそもリスティングとは、企業の公式ウェブサイト以外のサイトで表示される、事業店舗ごとの一般公開情報が掲載されたページを指します。例えばGoogleマップでレストランを検索した時に結果一覧に出てくる一軒ごとの情報のまとまりがリスティングです。
新しいお店へ足を運ぶ時、どのようにお店の場所を確認しますか?
企業の公式ウェブサイトも重要ですが、他にも、
- モバイルを手に、歩きながら地図アプリ
- 飲食店などお店のタイプによってはジャンル専門の検索サイト
- 車で行く場合はカーナビで直接
- 口コミ情報や最近の活動状況も把握したい時はSNS系
など、用途や好みによってアプローチは多種多様です。実際、企業情報を探しているネットユーザーの73%ものトラフィックは、公式ウェブサイト以外で観測されているという統計も出ています。
このように数値からも、感覚的にも、消費者世界ではさまざまなプラットフォームのリスティングを利用して企業やサービスの情報を探すことが当たり前となってきているようです。そうなるとリスティング一つ一つに掲載された店舗情報の管理が必然になるのも当然です。
しかもリスティングは一度正しい情報で作成して掲載すればよいというわけにはいきません。企業が直接管理するウェブサイトと違い、リスティングは外部からのさまざまな情報投入により常にコンテンツが変化し続けているからです。
各サイトにおけるリスティングは事業主ではない赤の他人にも作成できることが多いのはよく知られています。そのため内容に間違いが多かったり、複数投稿者により同じ店舗の少しずつ異なるリスティングが作成されることもよくあります。
さらに、一度登録されたリスティング情報は、掲載サイトの一般ユーザーやサイト内データベースによる第三者更新、検索エンジンのネット全般における相互参照アルゴリズムの自動処理などさまざまな環境による影響を受け、編集され続けます。
今日表示された内容が明日も同じとは限らず、その情報源や情報の質・正確性もばらつきがあります。
結果的に、企業側は自身の情報が、お客様の目が最も集中するリスティング上でどのように表示されているか、全くコントロールができない状態が発生してしまうのです。
一方で、このように企業管理から外れた店舗情報を利用されるお客様は、企業ウェブサイト上の情報と同じ感覚でリスティング上の情報を閲覧しています。あたかも、「企業がリスティングを管理している」ものとして見ているわけです。
それに加え、クラウド革命やSNSの普及によって浸透した「瞬時にどこでも」「随時更新」がネット利用者にとって当たり前となった今、掲載媒体を問わず情報が最新であることが常に前提となっています。企業側の考える充分な情報管理の質と更新頻度、それに対するお客様の期待。この間のギャップがどんどん広がってきてしまっているのではないでしょうか。
お客様との距離をもう一度近づけ、企業に自身のブランドイメージにおけるコントロールをもう一度引き戻すことの必要性。「リスティングの管理」は上記を背景に浮上してきのです。
そして「リスティングの管理の重要性」が確立され、実際に「管理」を試みた企業は大概いくつかの困難に直面します:
- リスティングの数が手に負えない
- 変更内容が多すぎて編集が追い付かない
- 編集した内容が反映されない・反映され続けない
- 重複したリスティングが削除できない・何度削除しても戻ってくる
など・・・
リスティングの管理を効率良くかつ効果的に行いたい企業のために、これらのような問題の答えとなるべく開発されたのがYext Listingsです。
言語・事業タイプを問わず一つのダッシュボードから店舗のあらゆる情報を一元管理して、多くのプラットフォームのリスティングに表示される情報を一括で容易にコントロールできる。この全く新しいアプローチが、全世界で注目されているポイントです。リスティングの変更のほとんどはリアルタイムで反映され、重複対処や内容変更の予約など「容易なリスティング管理」を意識した機能が充実しており、管理済みリスティングのユーザー・トラフィックなど店舗パフォーマンスの統計も提供され、課題の種類や企業サイズにとらわれない「あったら良いな」を実現した機能が盛り込まれています。
リスティングを通じてブランドイメージを自らコントロールしたい、と思った方、新しいお客様の動きに合わせたデジタル・マーケティングで競合他社と差をつけましょう。
ご関心のある方は是非こちらからお問い合わせください。また、GoogleマイビジネスのYextガイドもぜひダウンロードしてご覧ください。