McFITはYext Search Experience Cloudの活用でデジタルプレゼンスを強化

250を超える支店と170万人を超える登録会員を抱えるMcFIT Global Group GmbHは、欧州最大のフィットネスプロバイダーとして、ライフスタイル、ファッション、フィットネス分野の他ブランドに加え、McFIT、High5、JOHN REEDの3つのスタジオチェーンを運営しています。同ブランドは現在、ドイツ、オーストリア、スイス、スペイン、イタリア、ポーランド、ハンガリー、チェコ共和国に拠点を置いています。その驚異的な成功の秘訣は絶え間ないイノベーションにあり、初のフィットネススタジオチェーンとして、McFITは高価な追加サービスを排除し、会員のトレーニングの成功に全力で注力しました。その後、同社はCYBEROBICS®として知られるデジタルコースプログラムなどの独自のトレーニングコンセプトも開発しています。

McFitはデジタルマーケティングのパイオニアでもあります。特に大都市では、フィットネススタジオ間で激しい競争が繰り広げられており、競争に勝つためには、潜在顧客が同社を迅速かつ簡単に見つけられるようにする必要があります。これには、各ロケーションの可視性をオーガニックに高めることが特に重要です。しかし、多数のロケーションを抱えるMcFitにとって、増え続ける関連サードパーティのプラットフォーム上ですべての情報を最新の状態に保ち、維持するには時間がかかり、課題となっていました。Yextを導入してようやく、同社は1つの信頼できる情報源からすべてのデータを一元管理できるようになりました。

提携の開始時に、McFITはリスティングを更新したいと考えていました。さらに、これまで個別管理していたロケーション・データに加え、提供コースやソーシャルメディアリンクなどの属性をYextにインポートし、McFITのマーケティング担当者が一元管理できるようにしました。こうした情報は、Yextパブリッシャーネットワークを通じて、検索エンジン、地図サービス、ソーシャルメディアプラットフォームから評価ポータル、言語アシスタント、住所ディレクトリに至るまで、すべての重要なデジタルチャネルと同期されます。また、McFITはYextをウェブサイトに統合することで、ロケーション固有のサブページのデータを常に最新の状態に保ち、ページ訪問者に分かりやすい表示を保っています。さらに、ソーシャルメディアチームはYextを使用して競合分析と評価分析を実行しています。

Yextを使用することで、McFITは初めてこうした膨大な量のデータを体系的にモニタリング・評価できるようになり、個々のMcFITの支店につき、地域の競合店よりも優れている、または劣っているカテゴリーを確認できるようになりました。このソリューションではコンテンツ分析も可能で、キーワードリストを使用してレビュー内で繰り返し出てくるトピックを特定し、要約を作成できます。これにより、問題を定量化し、社内での議論（新しいコース提供の必要性など）をデータでサポートできるようになります。

「最近では、ブランド体験の一貫性と合理的な検索体験が、さまざまなロケーションで地元の競合に対抗するための重要な要素となっています」とJOHN REEDのマーケティング責任者であるMartin Meyer氏は語ります。

約1年半が経ち、McFITの管理対象リスティング数は9,500件に達しました。また、オンライン掲載されている住所の約40%に入力ミスがありましたが、すでに修正されています。

「他の多くのフィットネススタジオチェーンがオフラインで新規会員を募集していた頃から、当社はデジタルマーケティングを重要視していました。私たちが常に当社をこの分野のパイオニアであると考えてきた理由はそこにあります。Yextからアプローチがあったとき、そのソリューションの付加価値をすぐに認識し、すべての機能を購入することにしました」とMcFITのシニアデジタルマーケティングマネージャー、Hauke Hagen氏は述べています。「誤りがあったり、誤解を招く可能性のあるブランド情報の有無を最初にチェックした際、サードパーティのプラットフォームに保存されている住所の40%に間違いがあり、12%にウェブサイトへのリンクがないことが判明しました。どちらもほとんど労力をかけずに修正できますが、ローカル検索機能を備えたGoogleは依然、当社にとって最も重要なプラットフォームです。Yextのおかげで、ここでの知名度を上げることができました。」Yextとの提携を開始して以来、リスティングのクリック数は前年比26%増加しました。これには、道案内クリック、ウェブサイトクリック、通話クリックが含まれます。

Yextの中欧担当マネージングパートナーであるMichael Hartwigは次のように述べています。「McFITは以前からデジタルマーケティングにおいて卓越しており、ブランド情報の管理と検証の重要性を早い段階から認識していました。協業により同社のブランド情報の管理をより効率化し、すべてのプラットフォームで一貫性を確保し、企業のロケーションのオーガニック検索での可視性を高めることに成功しました。」

しかし、フィットネススタジオ市場のリーダーである同社は、現在の課題だけでなく将来についても目を向けています。McFITの国際マーケティング責任者、Nico Hartwig氏は次のように説明します。「現在私たちが目にしている音声検索などの新しいテクノロジーが、今後マーケティングをさまざまな面で変えることになるでしょう。企業はこれに備える必要があります。」