検索のクラウドプラットフォームを提供するYext(NYSE:YEXT、日本法人:株式会社Yext (イエクスト)、代表取締役会長:宇陀 栄次)は、トランスコスモス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼COO:奥田 昌孝)と戦略的パートナーシップを締結しました。Yextの最新のソリューションである企業サイト内検索「Yext Answers」の導入支援と販売提供を網羅する戦略的パートナーシップは、国内でトランスコスモスが初となります。
Yextは、企業やブランドが自社に関する事実や情報を整理、一元管理できるようにし、消費者がどこで検索しても、消費者の質問に公式な答えを提供できるSearch Experience Cloudプラットフォームを通じて広範なソリューションを提供しています。GoogleやFacebook、Amazon Alexaなどの世界175以上の検索プラットフォームにも対応しているため、あらゆるタッチポイントで求められている正しい答えを提供できます。
最新のサイト内検索ソリューションであるYext Answersは、構造化データベース*のYext Knowledge Graphと自然言語処理技術**により検索精度と検索体験を向上させ、企業や団体が検索エンジンと同様の分かりやすく親切な検索体験を自社サイトで提供できるようにします。また、CTA(Call to Action)を検索結果に設置できるため、ウェブサイト訪問者のエンゲージメントを高め、購入や予約を効果的に促します。さらに、的確な検索結果の表示により、サイト訪問者はセルフサービスかつオンラインで課題解決できるようになり、サポートサイトやコンタクトセンターでの顧客対応に係るサポートコストの削減にも寄与するなど、検索体験/マーケティングのDX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進します。海外では、WHOや米国州政府の新型コロナウイルス感染症に関するサイトでもすでに使用されています。
トランスコスモスは、顧客企業・団体のカスタマー・エクスペリエンス(CX)向上を目的として、カスタマーサポート、広告配信、Webサイト制作・運用で国内最大規模のサービスを提供しています。トランスコスモスはYextと戦略的パートナーシップを締結し、プリセールス・導入支援で構成される20名規模のYextチームの組成を予定しています。このチームが顧客企業のサイトでの検索体験を改善し、ウェブサイトの離脱抑制、コンバージョンの増加などサイト訪問者の心理・行動にあわせて統合的にCX向上させるほか、カスタマーサポートの対応力強化にも注力します。
Yextでは、トランスコスモスのYextチームの立ち上げを支援するためYext製品について学べる無料のオンライン自己学習ツール「Hitchhikers(ヒッチハイカー)」の提供を開始します。トランスコスモスは社員に対してHitchhikersの受講を推奨し、顧客企業に対してYext Answersの価値を最大限に提供できるようにします。
顧客企業・団体の課題解決に貢献し、2021年度に200社へのYext Answersの導入を目指します。
*構造化データとは、ウェブサイト上のデータを検索エンジンが理解できるように意味付けし、検索エンジンに認識されやすくすることです。
**自然言語処理(Natural Language Processing: NLP)とは、人間の言語(自然言語)を機械で処理することです。