- La Posteには、laposte.frとGoogleに、少なくとも35,000のオンライン連絡先(郵便局、代理店などを含む)があります。また、16,000件の小包集配所と120,000件の街頭ポストがあり、膨大なタッチポイントを管理する必要があります。プロセスを簡素化し、顧客が必要な情報をすべてデジタル手段で見つけられるようにするために、La Posteはデジタル戦略をサポートするYextを採用しました。


ケーススタディ:La Poste GroupはYextを活用してデジタルでの可視性を向上させ、業務遂行を効率化
Yextのプラットフォームを使用して、La Posteは郵便局や集荷場所などを含む35,000件の連絡先の更新を自動化し、驚異的な5億5,000万回の閲覧数をGoogleで達成しました。これにより、La Posteのリーチは拡大し、より優れた顧客体験の提供が可能になった上に、顧客満足度が11.5%向上しました。

道案内クリック数の増加
非ブランドクエリからのサイトトラフィックの増加
Yext Contentの機能とコネクターの使用で節約できる推定*作業時間/月
La Posteは顧客をビジネスの最前線に置き、フランスの顧客ベースのニーズに常に適応することを目指しています。これまで以上にデジタルチャネルへの依存が強まる今日、La Posteはデジタルジャーニーを合理化し、顧客がいつ、どこで検索を行っても、最も包括的な情報を提供できるようでありたいと考えました。しかし、La Posteが管理する必要があるデジタルタッチポイントの数が非常に多いことから、物理的な世界とデジタルの世界をシームレスに融合することが課題となっていました。

La Posteにとってローカルでのプレゼンスは非常に重要であり、当社の35,000件の窓口で顧客が毎日体験している身近さをデジタルの領域にまで拡張する必要がありました。注目すべきは、当社の小売拠点や荷物集荷場所に関連したGoogle検索が毎月1億6,200万件も行われていることです。この膨大な検索数を鑑み、当社は、ロケーション、営業時間、利用可能なサービスなど、信頼できる情報をお客様に提供することにさらに尽力するようになりました。
顧客がLa Posteに関する重要な情報にリアルタイムでアクセスできるようにするため、同グループは、すべての連絡先とさまざまなサービスにわたる更新プロセスを自動化できる、安全で堅牢な技術プラットフォームを必要としていました。同時に、SEOにプラスの影響を与え、Googleなどのサードパーティアプリケーション全体で連絡先とサービスの検索ランキングを向上させたいとも考えていました。最後に、顧客の期待にさらに応えるため、La Posteは、グループ全体でローカルページとサービスページを迅速かつ大規模に、自動展開できるソリューションを求めていました。
La Posteのデジタル変革プロジェクトは、いくつかの段階を経て実施されました。La Posteは、Googleのようなサードパーティのパブリッシャー間で必要な情報をより適切に管理するため、4カ月かけて、Yext Listings を導入しました。これにより、33,000件のGoogleビジネスプロフィール (GBP) リスティングを含む、10社のパブリッシャーにまたがる495,000件のオンライン連絡先の更新プロセスが自動化されるとともに、laposte.frでは新しいロケーターが展開されました。
さらに、あまり知られていないサービスにスポットライトを当て、市場シェアを獲得するために、グループはより多くの情報を自社のリスティング (写真、サービス詳細、ニュース、アクセシビリティなど) を追加することを選択し、その結果として、リモートアシスタンスと宅配便専用のインテントページを作成することになりました。現在約14,000ページが管理されています。
最終的に、フランスの居住者がより簡単に見つけられるように、2022年には約110,000件の郵便受けがlaposte.frロケーターに追加されました。2023年初頭から、La Posteは郵便局で、ロケーターとGoogleの両方からアクセスできる予約機能を順次展開し始めました。

当社では、ロケーターに10の主要なSEO最適化(リンク、構造化データ、ページの読み込み時間など)機能を実装することに成功しました。以来、15,000件の非ブランドキーワードでGoogle検索結果の最初のページに表示されています。2022年初来、Google経由のクリック数は月間100万回を超えています。
この提携により、La Posteのオンラインでの発見可能性と検索ランキングが向上しただけでなく、時間の節約にもつながりました。
18種類(販売拠点、荷物の集荷・ドロップオフ地点、郵便受取場所など)にまたがる272,000件超のエンティティを擁するLa Posteは、2021年1月の提携開始以来、Yextで累計9,300万件を超えるコンテンツ更新を行ってきました。
これらの更新内容はさらに3倍のデジタルアクセスポイントに配信されます。これは、Yextでは月平均270万件のコンテンツ更新、Google、Apple Maps、Amazon Alexaなどのデジタルアクセスポイントでは月平均1,170万件の更新に相当します。こうして、Yext Knowledge Graphを使用して信頼できる単一の情報源から複数のデジタルエンドポイントにデータをプッシュし、YextKnowledge Graphで一括更新を行い、Yextが提供するコネクターとAPIを使用することで、La Posteは、同規模の労働集約的なソリューションと比較して、合計で毎月100万時間以上の作業時間を節約しています。
こうしたリアルタイムのスケジュール管理機能のおかげで、La Posteの発見可能性が高まり、2022年にはGBPでの閲覧回数が5億5,000万回を超えました。発見可能性は実際の顧客行動に直結します。La Posteでは、Yextの最初の導入以来、道案内クリック件数が53%増加しました***。同時に、Yext提供のPagesも力強い成長を遂げました(「サービス+都市」などの検索語由来のクリックが77%増加)。この増加により、クリックスルー率は53%向上しました。

私たちは、これまで実施してきたことを生かし、インテンションページの展開を通じて、オンライントラフィックと物理的拠点への客足を増やす新たな戦略を探ることを目指しています。現在公開されているコンテンツページ数は14,000ページで、2つのテーマ(リモート支援と小包配達)をテストしています。このテストが成功すれば、来年中にこのアプローチを他の分野にも拡大する予定です。
全体として、より確実で正確なデータがオンラインで入手できるようになったおかげで、La Posteグループの平均評価は向上しました。顧客満足度指標が改善され、laposte.frのロケーター訪問数も月間200万回に達し、1年間で11.5%も増加しました。
YextとLa Posteは、近接性、利便性、顧客ニーズの理解に重点を置くだけでなく、La Posteが物理的タッチポイントで提供する新しいサービスのデジタル可視性を高めることで、顧客体験をさらに最適化することを目指しています。これを実現するための同グループの次の主なステップは、競争の激しい分野で提供する自社オファーやサービスのローカルSEOを最適化するための構造化されたインデックスの作成となります。
*Yextまたは類似のプラットフォームでは1回の更新に3分、パブリッシャー固有のさまざまなインターフェースでは1回の更新に5分かかると想定。***2023年4月~2023年9月と2021年4月~2021年9月の比較。
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